お子様と触れ合えるようになった今と、
成功していたカフェのオーナーであった以前と、
どちらが幸せですか?
この質問を受けた時、とても衝撃を受けました。何となく現状を受け入れてしまっている自分が少し恥ずかしくなりました。「親の背中を見せる」なんて語っておきながら、今は出来ていないな・・・と思いました。
どちらが幸せか?
YUKKO時代は開業から閉店までで体重が10キロも下がるほど悩みもしましたが、とても充実しておりました。幸せでした。でも、それは青春時代が楽しかったということに似ていて、一つの通過点としてみることが出来ると思います。
季節は、春から夏へ秋から冬へと移ろっていきます。あの時のYUKKOは、遅かれ早かれ店を辞めざるをえない状況に陥っていました。YUKKOを楽しみにしていたお客様、YUKKOを作り上げてくれた有能なスタッフの皆様には、今はただ申し訳なく思っております。
もう一度あの時に戻れたら?
そんな思いもありますが、今は新しい未来に向かって一歩でも踏み出す努力をしております。ゆっくりと出来た時間も・・・、それはそれで有意義でした。
すいかっこさん、ありがとうございました。
2008年09月03日
2008年08月18日
仕事の帰りに、ふと思ったので・・・
仕事からの帰り道、アスファルトで舗装された歩道の隅にセミの死骸を見つけました。立ち止まって数秒間、再び歩き出したらまたまた見つけてしまいました。そういえば、あれほど賑やかだったセミの合唱を最近は聞いていないことに気が付きました。暑い暑いと言いつつも、季節は確実に過ぎ去ろうとしているのですね。
お久しぶりです。ヨネです。ブログというのは、コミュニケーションの要素が大きいので、定期的な更新がなされないというのは、読者を失うことを意味します。誰も読まなくなったブログですが、自分自身に語りかけるつもりで、また記録的な意味合いで今日は記事の更新をしてみたいと思います。
今年の一月で店を畳んだ後、僕はすぐに大手家電メーカーで契約社員として仕事を始めました。初心の気持ちとしては、「一労働者として原点に帰ろう」みたいな感じでした。また、大手の企業がどのような手順で仕事を回しているのか、勉強させてもらおうという気持ちもありました。何にせよ遊んでいるわけにはいきませんし・・・・・・。
家庭においては、家族と触れ合う時間が多くなり、特に子供とよく遊んでいます。YUKKO時代の僕は、朝の6時に目を覚まして市場に買付けに行き、夜の10時から11時頃に次の日の仕込を終えて日が変わるか変わらない頃に家に帰っておりました。家には寝に帰るだけでしたので、当時3歳だった長男の大地はかなりのストレスを溜め込んでおりました。店を畳んだことはとても残念なことでしたが、子供の為には大きな変化でした。
仕事そのもののYUKKOは終わってしまいましたが、店を閉めてから「YUKKOのお話を聞きたい」と連絡を頂くようになりました。現在カフェの仕事をしている方や、これからカフェの仕事をしようとしている方や色々でしたが、僕なりに経験してきたことを丁寧に話をしてきました。この話すという行為が、僕にはとても役立っております。
どういうことかと言いますと、自分ひとりでは自分の仕事を総括するのは難しい。でも、誰かに語りかけることによって、どんどんと頭の中を整理することが出来るのです。これは、僕にとって予想外の結果でした。今までやってきたYUKKOという仕事の、何が良くて何が悪かったのか、今も僕の頭の中では整理を繰り返しています。そのうえで、これから僕はどうすればよいのか思索を繰り返しています。
子供への最大の教育は、親の背中を見せることです。人生がどれほど素晴らしいものなのか、親自身がこの身で表現することが大切だと思っています。格好いい言葉ですが、それが難しいんですけどね・・・。
お久しぶりです。ヨネです。ブログというのは、コミュニケーションの要素が大きいので、定期的な更新がなされないというのは、読者を失うことを意味します。誰も読まなくなったブログですが、自分自身に語りかけるつもりで、また記録的な意味合いで今日は記事の更新をしてみたいと思います。
今年の一月で店を畳んだ後、僕はすぐに大手家電メーカーで契約社員として仕事を始めました。初心の気持ちとしては、「一労働者として原点に帰ろう」みたいな感じでした。また、大手の企業がどのような手順で仕事を回しているのか、勉強させてもらおうという気持ちもありました。何にせよ遊んでいるわけにはいきませんし・・・・・・。
家庭においては、家族と触れ合う時間が多くなり、特に子供とよく遊んでいます。YUKKO時代の僕は、朝の6時に目を覚まして市場に買付けに行き、夜の10時から11時頃に次の日の仕込を終えて日が変わるか変わらない頃に家に帰っておりました。家には寝に帰るだけでしたので、当時3歳だった長男の大地はかなりのストレスを溜め込んでおりました。店を畳んだことはとても残念なことでしたが、子供の為には大きな変化でした。
仕事そのもののYUKKOは終わってしまいましたが、店を閉めてから「YUKKOのお話を聞きたい」と連絡を頂くようになりました。現在カフェの仕事をしている方や、これからカフェの仕事をしようとしている方や色々でしたが、僕なりに経験してきたことを丁寧に話をしてきました。この話すという行為が、僕にはとても役立っております。
どういうことかと言いますと、自分ひとりでは自分の仕事を総括するのは難しい。でも、誰かに語りかけることによって、どんどんと頭の中を整理することが出来るのです。これは、僕にとって予想外の結果でした。今までやってきたYUKKOという仕事の、何が良くて何が悪かったのか、今も僕の頭の中では整理を繰り返しています。そのうえで、これから僕はどうすればよいのか思索を繰り返しています。
子供への最大の教育は、親の背中を見せることです。人生がどれほど素晴らしいものなのか、親自身がこの身で表現することが大切だと思っています。格好いい言葉ですが、それが難しいんですけどね・・・。
2008年05月11日
ありがとうございました
お久しぶりです、ヨネです。重い腰を上げて、久しぶりに記事を更新してみたいと思います。
閉店してから3ヶ月が経過いたしました。店があった場所には新しくイタリア系の店がオープンしたそうです。店を閉めてから新町に行くことはないのですが、同じ新町で女性のためのセレクトショップを営まれているChique Organizationさんから閉店後の「くだもんやYUKKO」の写真を頂きました。



黒板にコメントを寄せてくれたお客様に感謝いたします。ありがとうございました。また、丁寧に写真を送ってくれたChique Organizationさん、ありがとうございました。
閉店してから3ヶ月が経過いたしました。店があった場所には新しくイタリア系の店がオープンしたそうです。店を閉めてから新町に行くことはないのですが、同じ新町で女性のためのセレクトショップを営まれているChique Organizationさんから閉店後の「くだもんやYUKKO」の写真を頂きました。
黒板にコメントを寄せてくれたお客様に感謝いたします。ありがとうございました。また、丁寧に写真を送ってくれたChique Organizationさん、ありがとうございました。
2008年02月15日
最近、本を読んでいます
お久しぶりです、ヨネです。
最近はもう一つのブログ「くだもんやYUKKOのつくり方」に掛かりっきりでした。あちらはカフェ開業読本的な内容に統一しておりますので、日記的な内容は載せるつもりはありません。今日は、息抜きのつもりでこちらに帰ってきました。なんだか居心地がいい。
最近は意識して本を読んでおります。若い頃は文学作品が大好きで「人生とは何ぞや」みたいなことを作品を通して考えてみるのが好きでした。社会人になってからは、何となく読書から遠ざかってしまい、読んでもビジネス本の類をチョロチョロと読んでみるくらいでした。
昨年の11月、「くだもんやYUKKO」を一時閉店するしかなかった頃、再び本を読み始めるようになりました。何かしらの答えを求めての行為だったのですが、それ以来また本を読むのが楽しくなってきました。取り敢えずは「積読」が沢山あったので適当に一冊一冊手にとって読んでいます。
山本周五郎の「樅の木は残った」は読みごたえがありました。ストーリーをここで解説するつもりはありませんが、主人公の生き方に共感を得ました。僕に何が出来るんだろう・・・。
最近はもう一つのブログ「くだもんやYUKKOのつくり方」に掛かりっきりでした。あちらはカフェ開業読本的な内容に統一しておりますので、日記的な内容は載せるつもりはありません。今日は、息抜きのつもりでこちらに帰ってきました。なんだか居心地がいい。
最近は意識して本を読んでおります。若い頃は文学作品が大好きで「人生とは何ぞや」みたいなことを作品を通して考えてみるのが好きでした。社会人になってからは、何となく読書から遠ざかってしまい、読んでもビジネス本の類をチョロチョロと読んでみるくらいでした。
昨年の11月、「くだもんやYUKKO」を一時閉店するしかなかった頃、再び本を読み始めるようになりました。何かしらの答えを求めての行為だったのですが、それ以来また本を読むのが楽しくなってきました。取り敢えずは「積読」が沢山あったので適当に一冊一冊手にとって読んでいます。
山本周五郎の「樅の木は残った」は読みごたえがありました。ストーリーをここで解説するつもりはありませんが、主人公の生き方に共感を得ました。僕に何が出来るんだろう・・・。
2008年02月03日
これからの当ブログについて
お久しぶりです。くだもんやYUKKOのヨネです。と言っても、もう「くだもんやYUKKO」は無いので少し違和感がありますが・・・。
ご心配をお掛けいたしました。体調はなんとか回復いたしました。体調は崩しておりましたが、久しぶりに「ゆっくりとしたなー」という感じです。家族4人全員がノックダウンでしたので大変は大変だったのですが、気持ちの切り替えには丁度良かったみたいです。
さて、「くだもんやYUKKO」が無くなった今、このブログの存在はとても曖昧です。店の記録としては意味がありますが、こらからという未来を考えたとき僕は意味を見出すことが難しい。ただ、店の存在としての「くだもんやYUKKO」は消滅いたしましたが、僕の中ではまだ「くだもんやYUKKO]は終わっていない。総括が出来ていないのです。
僕は、フルーツカフェ「くだもんやYUKKO」の存在を、一つの通過点として更なる未来を想像していました。しかし、「くだもんやYUKKKO」の段階で躓いてしまいました。僕は、その総括をしてみたいと考えています。
そこで、当ブログは僕のフルーツに関する未来イメージを蛇足的に綴っていくことにいたします。ほとんど未練に近いものですが・・・。
また、新しくブログを立ち上げます。題名は
「くだもんやYUKKOのつくり方」
です。僕がフルーツカフェ「くだもんやYUKKO」を立ち上げ今日に至るまでに、何を考え何を行ってきたのかをわり易く書き綴っていきたい。カフェ開業読本みたいな内容になると思います。ただ、内容的には、オーナー的視点から書き綴っていくので、お客様にとっては納得のいかない内容もあるかと思います。
例えば、当店では「本日のドリンク」を用意しておりました。フードメニューとセットであればプラス250円で注文が出来るシステムでしたが、あれは仕事の簡便性を狙っています。当店のドリンクは、注文を頂いてから作り始めるために、非常に時間が掛かります。その上、何種類ものドリンクを注文されたのでは、ランチタイムだと回すことが出来ません。そこで「本日のドリンク」を作ることで、お客様からの注文を集中させ、効率化を図っていたのです。
そうした内容は、ブログ上で紹介出来ません。しかし、今なら出来ます。フルーツカフェではありますが、これからカフェを開業したいという方には、何らかの参考にはなる内容になるかと思います。
最近、僕の身なりに少し変化がありました。開業以来ずっと封印してきた結婚指輪を再び左の薬指にはめたのですが、すこしブカブカになっていました。
ご心配をお掛けいたしました。体調はなんとか回復いたしました。体調は崩しておりましたが、久しぶりに「ゆっくりとしたなー」という感じです。家族4人全員がノックダウンでしたので大変は大変だったのですが、気持ちの切り替えには丁度良かったみたいです。
さて、「くだもんやYUKKO」が無くなった今、このブログの存在はとても曖昧です。店の記録としては意味がありますが、こらからという未来を考えたとき僕は意味を見出すことが難しい。ただ、店の存在としての「くだもんやYUKKO」は消滅いたしましたが、僕の中ではまだ「くだもんやYUKKO]は終わっていない。総括が出来ていないのです。
僕は、フルーツカフェ「くだもんやYUKKO」の存在を、一つの通過点として更なる未来を想像していました。しかし、「くだもんやYUKKKO」の段階で躓いてしまいました。僕は、その総括をしてみたいと考えています。
そこで、当ブログは僕のフルーツに関する未来イメージを蛇足的に綴っていくことにいたします。ほとんど未練に近いものですが・・・。
また、新しくブログを立ち上げます。題名は
「くだもんやYUKKOのつくり方」
です。僕がフルーツカフェ「くだもんやYUKKO」を立ち上げ今日に至るまでに、何を考え何を行ってきたのかをわり易く書き綴っていきたい。カフェ開業読本みたいな内容になると思います。ただ、内容的には、オーナー的視点から書き綴っていくので、お客様にとっては納得のいかない内容もあるかと思います。
例えば、当店では「本日のドリンク」を用意しておりました。フードメニューとセットであればプラス250円で注文が出来るシステムでしたが、あれは仕事の簡便性を狙っています。当店のドリンクは、注文を頂いてから作り始めるために、非常に時間が掛かります。その上、何種類ものドリンクを注文されたのでは、ランチタイムだと回すことが出来ません。そこで「本日のドリンク」を作ることで、お客様からの注文を集中させ、効率化を図っていたのです。
そうした内容は、ブログ上で紹介出来ません。しかし、今なら出来ます。フルーツカフェではありますが、これからカフェを開業したいという方には、何らかの参考にはなる内容になるかと思います。
最近、僕の身なりに少し変化がありました。開業以来ずっと封印してきた結婚指輪を再び左の薬指にはめたのですが、すこしブカブカになっていました。
2008年01月31日
営業最終日
只今夜中の2時。少し早いですけど、おはようございます。緊張して目が覚めたというわけでもないのですが、風邪を引き込んでからというもの、妙に眠りが浅いのです。グズグズと布団に潜っているよりはと思い飛び起きてしまいました。
まずはじめに、本日の営業について少し注意事項があります。本日は、パフェの提供を行うことが出来ません。楽しみにされていたお客様には本当に申し訳ありません。理由は、原料がもう無いのです。閉店に向けて、様々な原材料の購入を控えているのですが、パフェの中心的材料であるソフトクリームの材料が予想以上に早く切れてしまいました。ご理解のほど宜しくお願いいたします。
では、もう一眠りいたします。おやすみなさい。
まずはじめに、本日の営業について少し注意事項があります。本日は、パフェの提供を行うことが出来ません。楽しみにされていたお客様には本当に申し訳ありません。理由は、原料がもう無いのです。閉店に向けて、様々な原材料の購入を控えているのですが、パフェの中心的材料であるソフトクリームの材料が予想以上に早く切れてしまいました。ご理解のほど宜しくお願いいたします。
では、もう一眠りいたします。おやすみなさい。
2008年01月25日
1月26日(土)の営業について
「大地、陽性だったよ」
昨日、仕事が終わり嫁さんに電話をすると、そう返されました。今朝から調子が悪かった大地を病院に連れて行ったのですが、嫁さんは「インフルエンザかも?」と心配をしていました。保育園で流行していたからです。案の定です。
お医者様から説明を受けた上で「タミフル」を処方されました。副作用が心配ですが、インフルエンザには効くとのことでした。僕が家に帰ると、大地は布団の中で虚ろな目をしていました。普段であれば「抱っこ!抱っこ!」とせがみにくるのに、僕を見ようともしません。
僕たちの食事が終わった頃に異変が起こりました。天を掴むように手を伸ばしたかと思うと、痙攣を始めました。何か声を発するのですが、何と言っているのか分かりません。嫁さんは、大地を起こして抱きしめました。暫らくは、目の焦点が合わないまま暴れていましたが、次第に落ち着き嫁さんに抱かれたまま寝てしまいました。僕と嫁さんは説明を受けていたにも拘らず、救急車を呼ぶかどうするかで慌てていましたが、冷静に様子を見ることにしました。大きな発作はそれっきりでしたが、小さな痙攣は夜の間何度も繰り返されました。
今朝になり嫁さんが発病しました。僕も、現在熱があり頭が痛い。もしかすると、明日の営業はお休みをさせていただくかもしれません。最後の土曜日ということで大切に考えていたのですが・・・。
これから病院に行ってきます。
昨日、仕事が終わり嫁さんに電話をすると、そう返されました。今朝から調子が悪かった大地を病院に連れて行ったのですが、嫁さんは「インフルエンザかも?」と心配をしていました。保育園で流行していたからです。案の定です。
お医者様から説明を受けた上で「タミフル」を処方されました。副作用が心配ですが、インフルエンザには効くとのことでした。僕が家に帰ると、大地は布団の中で虚ろな目をしていました。普段であれば「抱っこ!抱っこ!」とせがみにくるのに、僕を見ようともしません。
僕たちの食事が終わった頃に異変が起こりました。天を掴むように手を伸ばしたかと思うと、痙攣を始めました。何か声を発するのですが、何と言っているのか分かりません。嫁さんは、大地を起こして抱きしめました。暫らくは、目の焦点が合わないまま暴れていましたが、次第に落ち着き嫁さんに抱かれたまま寝てしまいました。僕と嫁さんは説明を受けていたにも拘らず、救急車を呼ぶかどうするかで慌てていましたが、冷静に様子を見ることにしました。大きな発作はそれっきりでしたが、小さな痙攣は夜の間何度も繰り返されました。
今朝になり嫁さんが発病しました。僕も、現在熱があり頭が痛い。もしかすると、明日の営業はお休みをさせていただくかもしれません。最後の土曜日ということで大切に考えていたのですが・・・。
これから病院に行ってきます。
2008年01月24日
「書く」ということ
中学生か高校生だった頃、国語の時間に夏目漱石の「夢十夜」という作品を紹介されました。短編が集まったこの作品は、表現の美しさだけではなく、読み終えたあとの引っかかるよな余韻が気持ちよく、若い僕の感性を刺激しました。
その作品の中に、運慶が仁王を刻む話があります。その見事な鑿捌きに多くの人々が見惚れている中、主人公が次のように呟きます。
「よくああ無造作に鑿を使って、思うような眉や鼻ができるものだな」
その言葉に、若い男が答えます。
「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋っているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」
彫刻にしろ作曲にしろ芸術と呼ばれる作業は、まず製作者のイメージがあって、それを形にするものだと思っていました。ところがこのお話の中では、すでに木の中に作品が埋まっていると説明している。この感覚に衝撃を受けました。でも、よくよく考えてみるとそういうものかもしれません。
僕にとって「書く」という作業は「考える」という作業と同一だったりする。抽象的で曖昧なんだけれども感覚的に何かを感じた時、僕は「書く」ことで抽象的な何かがいったい何なのかを突き止めようとする。それは運慶が仁王を刻むことに似ていて、書かなければ掘り進めないのです。
まぁー、普通は書かなくても考えることは出来るのですが、僕の場合はどうも堂々巡りに陥ってしまうのです。僕は将棋が好きなんですけど、とても弱い。特に詰め将棋が苦手なんです。あの詰め将棋を考える時に似ているかも。同じことをグルグルと何回も考え直している。そんな感じです。
その作品の中に、運慶が仁王を刻む話があります。その見事な鑿捌きに多くの人々が見惚れている中、主人公が次のように呟きます。
「よくああ無造作に鑿を使って、思うような眉や鼻ができるものだな」
その言葉に、若い男が答えます。
「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋っているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」
彫刻にしろ作曲にしろ芸術と呼ばれる作業は、まず製作者のイメージがあって、それを形にするものだと思っていました。ところがこのお話の中では、すでに木の中に作品が埋まっていると説明している。この感覚に衝撃を受けました。でも、よくよく考えてみるとそういうものかもしれません。
僕にとって「書く」という作業は「考える」という作業と同一だったりする。抽象的で曖昧なんだけれども感覚的に何かを感じた時、僕は「書く」ことで抽象的な何かがいったい何なのかを突き止めようとする。それは運慶が仁王を刻むことに似ていて、書かなければ掘り進めないのです。
まぁー、普通は書かなくても考えることは出来るのですが、僕の場合はどうも堂々巡りに陥ってしまうのです。僕は将棋が好きなんですけど、とても弱い。特に詰め将棋が苦手なんです。あの詰め将棋を考える時に似ているかも。同じことをグルグルと何回も考え直している。そんな感じです。
2008年01月22日
告知をしてから
当ブログ上で閉店の告知を行ってから、毎日何人ものお客様から「ブログを見たんですけど・・・、本当ですか?」と問い掛けられました。こういう展開は慣れていないので、どうも反応がぎこちなくなってしまうのですが、本当にありがとうございます。皆様に支えられて存在していたことを、しみじみと感じます。また、ブログへのコメントやメールで当店の閉店を惜しんでくれた皆様にもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
今の僕に出来ることは、最後の日まで丁寧に仕事を仕上げることです。泡沫のようなYUKKOでしたけど、その一瞬一瞬を大切にしたい。改めてありがとうございました。
今の僕に出来ることは、最後の日まで丁寧に仕事を仕上げることです。泡沫のようなYUKKOでしたけど、その一瞬一瞬を大切にしたい。改めてありがとうございました。
2008年01月17日
子供のことですが・・・
昨日、仕事から帰ると嫁さんから長男の大地について話をされました。大地は現在3歳になります。保育園では年少組に入っているのですが、園長先生からこの春からクラスを飛ばして年長組のクラスに入りませんか?との提案を受けたのです。
どういうことかと言いますと、大地は通常よりも心身の成長が早い。3歳8ヶ月の大地は身長が109cm、体重が18kg。ひらがなは全て読むことが出来るので絵本を一人で読むことも出来ます。このように書くと親バカ丸出しの自慢話なのですが、クラスを飛ばすのはこれらのことが理由ではありません。大地は、トラブルメーカーなのです。
いつも元気一杯、常にパワー全開の大地は、まだ手加減を知りません。体格だけなら5歳児並みの大地が暴れ出すとき、常に問題が発生するのです。決して悪気があるわけではないのですが、初心者マークのドライバーがスポーツカーのアクセルを踏み込んでしまう位に危なっかしいのです。
今回の園長先生の提案には、基本的には賛成です。大人の采配で大地を仲間から外されるようであまり気分の良い内容ではありませんが、妥当だと思われます。まあ、可愛い子には旅をさせろと言いますし、そうした変化が大地の成長の肥やしになるとも思います。逞しく育って欲しいです。
どういうことかと言いますと、大地は通常よりも心身の成長が早い。3歳8ヶ月の大地は身長が109cm、体重が18kg。ひらがなは全て読むことが出来るので絵本を一人で読むことも出来ます。このように書くと親バカ丸出しの自慢話なのですが、クラスを飛ばすのはこれらのことが理由ではありません。大地は、トラブルメーカーなのです。
いつも元気一杯、常にパワー全開の大地は、まだ手加減を知りません。体格だけなら5歳児並みの大地が暴れ出すとき、常に問題が発生するのです。決して悪気があるわけではないのですが、初心者マークのドライバーがスポーツカーのアクセルを踏み込んでしまう位に危なっかしいのです。
今回の園長先生の提案には、基本的には賛成です。大人の采配で大地を仲間から外されるようであまり気分の良い内容ではありませんが、妥当だと思われます。まあ、可愛い子には旅をさせろと言いますし、そうした変化が大地の成長の肥やしになるとも思います。逞しく育って欲しいです。
2008年01月16日
イチゴ企画を終えて
昨日、イチゴ食べ放題企画を実施いたしました。僕がこの企画を行った意図について少し説明させていただきます。現在、多くのフルーツは、日本酒の利き酒のように食べ比べるということが難しい環境にあると思うのです。それは、例えばスーパーの店頭に幾種類もの苺が陳列されていないという物理的問題や、食べ比べれるほどに価格が安くないという問題。また、比べようにもそれらの情報が消費者に伝わっていないという問題など色々あるかと思います。
今回の企画でご用意した苺は、福岡県の「博多あまおう」、長崎県の「さちのか」、そして香川県の「こころ苺」でした。ひと昔前であれば、苺といえば「とよのか」ばっかりでしたが、最近は高糖度の苺作りが主流になっており、品種が多様になってきました。
それぞれの苺の味について言葉で説明するのは難しいのですが、今回の企画は食べ放題ですので、どの苺に注文が集まるのかを調べさせていただきました。結果は「さちのか」に軍配があがりました。一人のお客様と親しくお話が出来たのですが、「同じ苺で、こんなにも味が違うなんて!」とのコメントを頂いた後に、「さちのか苺は、酸味と甘味のバランスが良いみたい」と仰られていました。
味の優劣については、食べる方の主観に左右されますし、また同じ品種であっても食べる時期によって味が大きく変わりますので、今回の結果が全てではありません。ただ「違いがある」ということを感じていただけたら、僕としてはこの企画は成功だと考えています。今回の企画に参加されたお客様、ありがとうございました。
今回の企画でご用意した苺は、福岡県の「博多あまおう」、長崎県の「さちのか」、そして香川県の「こころ苺」でした。ひと昔前であれば、苺といえば「とよのか」ばっかりでしたが、最近は高糖度の苺作りが主流になっており、品種が多様になってきました。
それぞれの苺の味について言葉で説明するのは難しいのですが、今回の企画は食べ放題ですので、どの苺に注文が集まるのかを調べさせていただきました。結果は「さちのか」に軍配があがりました。一人のお客様と親しくお話が出来たのですが、「同じ苺で、こんなにも味が違うなんて!」とのコメントを頂いた後に、「さちのか苺は、酸味と甘味のバランスが良いみたい」と仰られていました。
味の優劣については、食べる方の主観に左右されますし、また同じ品種であっても食べる時期によって味が大きく変わりますので、今回の結果が全てではありません。ただ「違いがある」ということを感じていただけたら、僕としてはこの企画は成功だと考えています。今回の企画に参加されたお客様、ありがとうございました。
2008年01月15日
嫁さんと・・・
当店のスタッフY君は、今年が成人式でした。おめでとうございます。お酒が飲めるようになる。選挙に行くことが出来る。でも、それ以上に若いということが一番素敵です。君が望むのならば、何にでもなることが出来る。夢と希望を携えて歩んでいって欲しいと思います。
ところで、Y君は成人式で田舎に帰るために、13日から不在でした。彼がいなければ店を営業することが出来ません。当初は、日曜日を臨時休業にしようかと迷っていました。しかし、昨年の11月の件もありますし休業することはとても躊躇われました。そんな時、嫁さんが「手伝おうか?」と言ってくれました。「大変やで」と僕は言いました。
嫁さんには別に仕事がありますが、日曜日ならということでした。しかし、嫁さんに手伝ってもらうには、子供をどうするのか?という問題があります。長男の大地はいいとして、次男の伸吾はまだ10ヶ月です。離乳食を始めているとはいえ乳飲み子。かなり不安でした。でも結局は僕の両親に預けることにしました。
13日の日曜日は、とても忙しかったです。お客様には、不手際の数々をお詫びしなければなりません。申し訳ございませんでした。でも、でも、何とか営業に漕ぎ付けることが出来たことについて、僕は嫁さんにとても感謝しています。また、オープン以来、初めて嫁さんと二人で仕事が出来たことも嬉しかった。大切な思い出です。
僕の両親のもとで、長男の大地はとてもお利口でした。次男の伸吾は一日中泣いていたそうです。ただ、泣きながらでもご飯はバクバクと食べていたそうなので、肝っ玉は太いのかもしれません。店の後片付けを終えて家に帰ると、伸吾が寝ていました。寝顔をのぞいてみると泣き疲れたのか人相が変わっており、まるで藤子不二夫の「魔太郎」みたいだなと思ってしまいました。(ゴメンネ伸吾)お父さんお母さん、息子たちのお守りありがとうございました。
最後に、お客様に不手際があったこと、重ねてお詫びいたします。申し訳ありませんでした。
ところで、Y君は成人式で田舎に帰るために、13日から不在でした。彼がいなければ店を営業することが出来ません。当初は、日曜日を臨時休業にしようかと迷っていました。しかし、昨年の11月の件もありますし休業することはとても躊躇われました。そんな時、嫁さんが「手伝おうか?」と言ってくれました。「大変やで」と僕は言いました。
嫁さんには別に仕事がありますが、日曜日ならということでした。しかし、嫁さんに手伝ってもらうには、子供をどうするのか?という問題があります。長男の大地はいいとして、次男の伸吾はまだ10ヶ月です。離乳食を始めているとはいえ乳飲み子。かなり不安でした。でも結局は僕の両親に預けることにしました。
13日の日曜日は、とても忙しかったです。お客様には、不手際の数々をお詫びしなければなりません。申し訳ございませんでした。でも、でも、何とか営業に漕ぎ付けることが出来たことについて、僕は嫁さんにとても感謝しています。また、オープン以来、初めて嫁さんと二人で仕事が出来たことも嬉しかった。大切な思い出です。
僕の両親のもとで、長男の大地はとてもお利口でした。次男の伸吾は一日中泣いていたそうです。ただ、泣きながらでもご飯はバクバクと食べていたそうなので、肝っ玉は太いのかもしれません。店の後片付けを終えて家に帰ると、伸吾が寝ていました。寝顔をのぞいてみると泣き疲れたのか人相が変わっており、まるで藤子不二夫の「魔太郎」みたいだなと思ってしまいました。(ゴメンネ伸吾)お父さんお母さん、息子たちのお守りありがとうございました。
最後に、お客様に不手際があったこと、重ねてお詫びいたします。申し訳ありませんでした。
2008年01月11日
明日がある
今日は昼過ぎから、雨が降ってきました。なんだか久しぶりな感じです。昔、自転車で旅行をしたことがあります。大阪を出発した僕は、北へ北へとペダルを漕ぎ北海道を目指していたのですが、寝泊りはほとんどが野宿でした。とは言っても、寝袋と簡易テントは用意していたので、場所さえあれば快適な野宿ライフを満喫できるのですが、その場所が問題です。
この整備された日本において、都市部でテントを張るというのはとても奇異な行為です。所によっては禁止されているところもあります。ですから、たかだか野宿といっても意外に難しい。
箱根の山を登り始めた時、雨が降ってきました。合羽を取り出せば良かったのですが、その時の僕は何となく濡れるに任せていました。やっとこさっとこ峠に辿り着いた時、辺りは真っ暗になっていました。見回してみると、コンクリートで出来た土産物屋の建物が見えたのですが、窓という窓はベニヤ板で目張りがされていて廃墟と化していました。僕は、その軒先を借りてテントを立てる事にしました。
濡れた体をタオルで拭き新しい下着に着替えると、夕ご飯の支度を始めました。僕の野宿はほとんどが自炊でして、ご飯と味噌汁というのが定番でしたが、時々ご当地の名産を口にしたりしていました。食事が終わると、すぐに寝袋にもぐり込みました。ゆっくりと休みました・・・。
ザザザザーーーー。
朝早くに目が覚めました。コンクリートの上を、僕はテントごと転がされてしまったからです。あとで分かったことですが、強大な台風が日本に上陸していました。テントの中からは外の様子が分かりません。少し不安です。気になった僕は、テントの入り口を開けてみました。
バサ!
吹き込んできた風によって、テントの支柱が折れてしまい壊れてしまいました。再び雨に濡れながら、テントを手早く仕舞い込んだ僕は、つぶれた土産物屋の軒先で雨風を凌ぎました。たかだかテントですが、無いと不便なものです。
家庭にしろ、職場にしろ、自分の居る場所があるというのは幸せなことです。自分が存在する意味を感じさせてくれます。ですが、その足場はとても脆い。永遠に続くものではありません。であるならば、開き直るしかありません。
明日がある。
そういうもんなんだと思います。
この整備された日本において、都市部でテントを張るというのはとても奇異な行為です。所によっては禁止されているところもあります。ですから、たかだか野宿といっても意外に難しい。
箱根の山を登り始めた時、雨が降ってきました。合羽を取り出せば良かったのですが、その時の僕は何となく濡れるに任せていました。やっとこさっとこ峠に辿り着いた時、辺りは真っ暗になっていました。見回してみると、コンクリートで出来た土産物屋の建物が見えたのですが、窓という窓はベニヤ板で目張りがされていて廃墟と化していました。僕は、その軒先を借りてテントを立てる事にしました。
濡れた体をタオルで拭き新しい下着に着替えると、夕ご飯の支度を始めました。僕の野宿はほとんどが自炊でして、ご飯と味噌汁というのが定番でしたが、時々ご当地の名産を口にしたりしていました。食事が終わると、すぐに寝袋にもぐり込みました。ゆっくりと休みました・・・。
ザザザザーーーー。
朝早くに目が覚めました。コンクリートの上を、僕はテントごと転がされてしまったからです。あとで分かったことですが、強大な台風が日本に上陸していました。テントの中からは外の様子が分かりません。少し不安です。気になった僕は、テントの入り口を開けてみました。
バサ!
吹き込んできた風によって、テントの支柱が折れてしまい壊れてしまいました。再び雨に濡れながら、テントを手早く仕舞い込んだ僕は、つぶれた土産物屋の軒先で雨風を凌ぎました。たかだかテントですが、無いと不便なものです。
家庭にしろ、職場にしろ、自分の居る場所があるというのは幸せなことです。自分が存在する意味を感じさせてくれます。ですが、その足場はとても脆い。永遠に続くものではありません。であるならば、開き直るしかありません。
明日がある。
そういうもんなんだと思います。
2008年01月09日
お節もいいけど、カレーもね
おはようございます。今朝、ABCテレビ「おはよう朝日です」で、当店のフルーツキーマカレーを紹介していただきました。関係者の皆様ありがとうございます。
司会の宮根さんが、昔のカレーのコマーシャルで、「お節もいいけど、カレーもね!」のキャッチコピーを紹介しつつ、当店を含めた3件のお店を紹介されていました。懐かしいコピーでした。何年前のコマーシャルだったかな?少し時代の流れを感じました。
これからも「くだもんやYUKKO」を宜しくお願いいたします。
司会の宮根さんが、昔のカレーのコマーシャルで、「お節もいいけど、カレーもね!」のキャッチコピーを紹介しつつ、当店を含めた3件のお店を紹介されていました。懐かしいコピーでした。何年前のコマーシャルだったかな?少し時代の流れを感じました。
これからも「くだもんやYUKKO」を宜しくお願いいたします。
2008年01月08日
ハナニアラシ
「歓酒」
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
干武陵「歓酒」井伏鱒二訳 より
当店を開業するにあたり、多くの方々と出会うことが出来ました。スタッフの皆様、仕事関係の皆様、当店にご来店いただいたお客様。目まぐるしく過ぎ去ったこれまでの日々は、ノーヘルでオートバイで疾走することに似て、振り向くことも出来ずに顔面で風を受けていたような感じでした。
今、立ち止まって振り返ってみると、楽しい出会いもあれば、悲しい別れもありました。その多くが恥ずかしい思い出でだったりするわけですが、貴重な経験をさせていただきました。
何となくね、ありがとうございました。
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
干武陵「歓酒」井伏鱒二訳 より
当店を開業するにあたり、多くの方々と出会うことが出来ました。スタッフの皆様、仕事関係の皆様、当店にご来店いただいたお客様。目まぐるしく過ぎ去ったこれまでの日々は、ノーヘルでオートバイで疾走することに似て、振り向くことも出来ずに顔面で風を受けていたような感じでした。
今、立ち止まって振り返ってみると、楽しい出会いもあれば、悲しい別れもありました。その多くが恥ずかしい思い出でだったりするわけですが、貴重な経験をさせていただきました。
何となくね、ありがとうございました。
2008年01月06日
豊能広域こども急病センター
今年の正月は、家族揃って体調不良から出発いたしました。まず晦日に、長男の大地が調子を悪くしました。用心して病院に行くことにしましたが、近くの病院は開いておりません。当店が位置する新町に大阪中央急病診療所があるのですが、以前お世話になったので向うことにしました。しかし・・・、昼間は診療を行っておりませんでした。
しかたなく帰ったわけですが、このまま正月を迎えるのは不安です。そんな時、嫁さんが「箕面に、こども病院があったはず」と言いだしました。そこで、携帯で検索をかけてみると確かにありました。しかし「開いているのかな?」という疑問があります。「パパ、電話してみて!」嫁さんに促されるまま電話をしてみまると、朝の7時まで診療をしていますとの頼もしいお言葉。向うことにしました。
豊能広域こども急病センターは、千里中央の北側に位置する繊維団地の外れにありました。北摂の山々をパノラマのように見渡すことができ、体調が悪いはずの大地は「スゲー、スゲー」と叫びながら見入っておりました。
診療の過程で、大地はカンチョウを受けて便を調べることになりました。カンチョウの時に騒ぐだろうと予想していたのですが、可愛いお尻をつるんと出して素直に従っておりました。
「少し我慢させてくださいね。お薬だけが出てしまいますから」
看護婦さんからそう指示を受けた嫁さんは、大地に視線を合わせて「我慢しようね」と言い聞かせておりました。しかし、言ったそばから、当の大地は「出る、出る。我慢できない」と騒ぎ始めました。その姿が、内股でもぞもぞとするその仕草が、そのー、何といいますか、嫁さんのツボに入ったようでして、嫁さんは一言「可愛い」と言っておりました。パパの僕も、可愛いと思いました。大地には悪いですけど。
生命力の強い大地はすぐに調子が良くなったのですが、続いて弟の伸吾が調子を悪くしました。親族兄弟が集まった二日の夜に、再び豊能広域こども急病センターに向かい診療を受けました。続いて、嫁さんも僕も調子を悪くしました。なんとも、ドタバタトした2008年の正月でした。
しかたなく帰ったわけですが、このまま正月を迎えるのは不安です。そんな時、嫁さんが「箕面に、こども病院があったはず」と言いだしました。そこで、携帯で検索をかけてみると確かにありました。しかし「開いているのかな?」という疑問があります。「パパ、電話してみて!」嫁さんに促されるまま電話をしてみまると、朝の7時まで診療をしていますとの頼もしいお言葉。向うことにしました。
豊能広域こども急病センターは、千里中央の北側に位置する繊維団地の外れにありました。北摂の山々をパノラマのように見渡すことができ、体調が悪いはずの大地は「スゲー、スゲー」と叫びながら見入っておりました。
診療の過程で、大地はカンチョウを受けて便を調べることになりました。カンチョウの時に騒ぐだろうと予想していたのですが、可愛いお尻をつるんと出して素直に従っておりました。
「少し我慢させてくださいね。お薬だけが出てしまいますから」
看護婦さんからそう指示を受けた嫁さんは、大地に視線を合わせて「我慢しようね」と言い聞かせておりました。しかし、言ったそばから、当の大地は「出る、出る。我慢できない」と騒ぎ始めました。その姿が、内股でもぞもぞとするその仕草が、そのー、何といいますか、嫁さんのツボに入ったようでして、嫁さんは一言「可愛い」と言っておりました。パパの僕も、可愛いと思いました。大地には悪いですけど。
生命力の強い大地はすぐに調子が良くなったのですが、続いて弟の伸吾が調子を悪くしました。親族兄弟が集まった二日の夜に、再び豊能広域こども急病センターに向かい診療を受けました。続いて、嫁さんも僕も調子を悪くしました。なんとも、ドタバタトした2008年の正月でした。
2008年01月02日
明けまして・・・
明けまして二日目、おめでとうございます。一年の計は元旦にありと言いますが、皆様におかれましても様々な希望を胸に秘められていることと思います。素晴らしき一年でありますように。
何人かのお客様から「お正月はどうするんですか?」と質問をされましたが、僕は「親戚をよんでゆっくりとします」と答えていました。2008年の我が家の正月は「ゆっくり」には間違いがないのですが、どうも家族の体調が思わしくないのです。
年末から長男の大地が風邪を引き、その風邪を嫁さんが引き継ぎ、次男の伸吾もそのあおり受けました。伸吾は、昨日の晩に母乳を飲みながら咳き込んでしまうので、3回も母乳を吐いてしまいました。その度に、口元を拭いたり服を着替えさせたりと、忙しい夜でした。今日は我が家に親戚を呼ぶ段取りでしたが、急遽、場所を妹夫妻の家に変更し新年の挨拶を行うことになりました。体調のことを考えると少し心配ですが・・・。
さて、「くだもんやYUKKO」は今年の6月には2周年を迎えます。諸行無常という言葉がありますが、どんなものでも定住ということはありえない。一瞬一瞬様々に変化を繰り返すものです。要は、前進するのか後退するのかどちらの変化を選択しているのかということが大切だと思います。
「くだもんやYUKKO」も、その例には漏れません。今まで繰り返してきた仕事を続けるだけならば、それは後退であると考えます。何かしらの変化を、お客様に提供し続ける必要があります。色々と頭の中では想像を巡らしているのですが、まずはお客様への謝恩イベントを企画したいと思います。
「一五の日、イチゴ食べ放題企画、1500円」
今月の15日(火)だけの企画として、「苺」にこだわって語呂を合わせてみました。この日の企画の詳細とルールを説明させて頂きます。
・1月15日(火)だけの限定企画
・時間無制限、価格1500円
・売り切れたらゴメンなさい
・グループの場合、一人だけの注文とかは不可
・女性のみの対象企画、男女のカップルであれば可
・ブログでしか告知はしない。馴染みのお客様への裏メニュー
・苺は「あまおう」と「さちのか」の食べ比べを予定
・ソフトクリームも食べ放題!!
・内容が内容なだけに、電話での予約も受付いたします
寒い寒い冬はこれからです。皆様におかれましては体調など崩されぬように・・・。
当店の営業は、1月5日(土)より行います。今年も宜しくお願いいたします。
何人かのお客様から「お正月はどうするんですか?」と質問をされましたが、僕は「親戚をよんでゆっくりとします」と答えていました。2008年の我が家の正月は「ゆっくり」には間違いがないのですが、どうも家族の体調が思わしくないのです。
年末から長男の大地が風邪を引き、その風邪を嫁さんが引き継ぎ、次男の伸吾もそのあおり受けました。伸吾は、昨日の晩に母乳を飲みながら咳き込んでしまうので、3回も母乳を吐いてしまいました。その度に、口元を拭いたり服を着替えさせたりと、忙しい夜でした。今日は我が家に親戚を呼ぶ段取りでしたが、急遽、場所を妹夫妻の家に変更し新年の挨拶を行うことになりました。体調のことを考えると少し心配ですが・・・。
さて、「くだもんやYUKKO」は今年の6月には2周年を迎えます。諸行無常という言葉がありますが、どんなものでも定住ということはありえない。一瞬一瞬様々に変化を繰り返すものです。要は、前進するのか後退するのかどちらの変化を選択しているのかということが大切だと思います。
「くだもんやYUKKO」も、その例には漏れません。今まで繰り返してきた仕事を続けるだけならば、それは後退であると考えます。何かしらの変化を、お客様に提供し続ける必要があります。色々と頭の中では想像を巡らしているのですが、まずはお客様への謝恩イベントを企画したいと思います。
「一五の日、イチゴ食べ放題企画、1500円」
今月の15日(火)だけの企画として、「苺」にこだわって語呂を合わせてみました。この日の企画の詳細とルールを説明させて頂きます。
・1月15日(火)だけの限定企画
・時間無制限、価格1500円
・売り切れたらゴメンなさい
・グループの場合、一人だけの注文とかは不可
・女性のみの対象企画、男女のカップルであれば可
・ブログでしか告知はしない。馴染みのお客様への裏メニュー
・苺は「あまおう」と「さちのか」の食べ比べを予定
・ソフトクリームも食べ放題!!
・内容が内容なだけに、電話での予約も受付いたします
寒い寒い冬はこれからです。皆様におかれましては体調など崩されぬように・・・。
当店の営業は、1月5日(土)より行います。今年も宜しくお願いいたします。
2007年12月28日
もー、いーくつ寝るとー
今日の天気は雨でしたが、多くの馴染みのお客様にお越し頂けました。足もとが悪くお忙しい中、本当にありがとうございます。気が付くと、当店の営業も残すところあと一日。振り返ればとても早い一年だった・・・という感じです。また今年、僕は36歳の年男だったんですが、今までの人生の中で最も変化に飛んだ一年でした。良くも悪くも・・・。
10大ニュース的に列挙するつもりはありませんが、これまでに経験してきたことを肥やしにして、来年は更なる飛躍に向けて走り続けたい。僕の中に潜む「イメージ」を開放したい。僕の中の「可能性」を確かめてみたい。「生きている」その後ろ姿を、子供たちに見て欲しい。僕の父親がそうであったように。
「もー、いーくつ寝るとー・・・」の時期ですが、皆様におかれましては、体調や事故等に気をつけてお過ごし下さい。
10大ニュース的に列挙するつもりはありませんが、これまでに経験してきたことを肥やしにして、来年は更なる飛躍に向けて走り続けたい。僕の中に潜む「イメージ」を開放したい。僕の中の「可能性」を確かめてみたい。「生きている」その後ろ姿を、子供たちに見て欲しい。僕の父親がそうであったように。
「もー、いーくつ寝るとー・・・」の時期ですが、皆様におかれましては、体調や事故等に気をつけてお過ごし下さい。
2007年12月26日
二年前のこと
毎日の業務にどっぷりと浸かっていると、ついつい近視眼的になってしまい自分の足元が見えなかったりします。譬えるなら、ハムスターがせっせと輪の中で回っているのに一歩も進んでいないような感じでしょうか。(ハムスターを飼ったことがありますが、それはそれは可愛いものでした・・・)
自分が何処に向って進もうとしているのか、その目的感を見失ったのでは、今行っている仕事の意味を感じることが出来なくなり、感謝する気持ちすら忘れてしまうかもしれない。そうした意味からも、僕の原点について少し思い返してみたい。少々長くなりますが。
ちょうど二年前、僕は中央市場でのセリ人としての仕事を辞めようと決意をしました。そのときはまだ具体的には、フルーツカフェを営むという思いまでには至っておりませんでした。とにかく、仕事を辞める・・・、その思いだけでした。
当時僕は、奈良県は西吉野の柿を担当をしておりました。セリ人というのは産地からの信頼無しでは物量を扱うことは出来ません。ですから、休みになると僕は農家を一軒一軒訪問し人間関係を築いてきていました。
セリというのは相場を扱うのが仕事ですが、だからといってセリ人が自由に相場を変動できるわけではありません。相場は様々な外的要因によりどんどんと変化をします。相場が上がりそうな気配があると、農家の方々に次々と連絡をしてどんどんと荷物を集めます。反対に、相場が下がりそうなら出荷を止めさせることもありました。
しかし、二年前の柿の相場は徹底的な暴落を迎えていました。二束三文・・、そんな言葉がピッタリな相場でした。セリ台に立ちながら、自分の力ではどうすることも出来ない無力感を感じていました。農家の皆さんの顔を思い浮かべると、申し訳ない気持ちで一杯です。やがてその気持ちは、怒りへと昇華していきました。
僕は相場暴落の原因について考えました。物流システムなど様々な要因が考えられましたが、僕は根本的な問題の改善こそが必要だと感じました。それは、若い世代のフルーツ消費量の減少という問題です。
日本のフルーツの消費量は、世界的にみてかなり少ない。そのうえ毎年減少している。その原因を突き詰めていくと、若い世代の消費量が極端に少なくなっているのです。理由は簡単です。食べる環境が整備されていないからです。
それまでのフルーツの消費は、家族という組織が牽引していました。お母さんやお婆さんが、家族の為にフルーツを切る。それこそが、フルーツの消費を支えていました。しかし、核家族化や共働き、一人暮らしや深夜に渡る残業といった現在の社会性はフルーツに限らず「食」というスタイルを変化させました。
また、フルーツの販売方法にも問題があります。スーパーのレジというのは大変効率的な販売システムですが、効率的過ぎるゆえにフルーツの情報を提示することが難しくなりました。価格的安さのみが先行してしまい、そのフルーツの情報があまり表現出来ないのです。つまり、どのフルーツを買えば美味しいのかがお客様には判断がしづらい。これも、消費減少の要因のひとつです。
セリ人を辞めることを決意した僕は、お客様に直接フルーツを食べて頂くことが仕事にならないのかを考えました。それがYUKKOなのです。まだ、他にも色々と考えているのですが、まずはYUKKOを育てることが僕の当面の仕事です。お客様には関係のない僕の心内の話ですが、僕自身が原点に帰るために書かせていただきました。
これからも宜しくお願いいたします。
自分が何処に向って進もうとしているのか、その目的感を見失ったのでは、今行っている仕事の意味を感じることが出来なくなり、感謝する気持ちすら忘れてしまうかもしれない。そうした意味からも、僕の原点について少し思い返してみたい。少々長くなりますが。
ちょうど二年前、僕は中央市場でのセリ人としての仕事を辞めようと決意をしました。そのときはまだ具体的には、フルーツカフェを営むという思いまでには至っておりませんでした。とにかく、仕事を辞める・・・、その思いだけでした。
当時僕は、奈良県は西吉野の柿を担当をしておりました。セリ人というのは産地からの信頼無しでは物量を扱うことは出来ません。ですから、休みになると僕は農家を一軒一軒訪問し人間関係を築いてきていました。
セリというのは相場を扱うのが仕事ですが、だからといってセリ人が自由に相場を変動できるわけではありません。相場は様々な外的要因によりどんどんと変化をします。相場が上がりそうな気配があると、農家の方々に次々と連絡をしてどんどんと荷物を集めます。反対に、相場が下がりそうなら出荷を止めさせることもありました。
しかし、二年前の柿の相場は徹底的な暴落を迎えていました。二束三文・・、そんな言葉がピッタリな相場でした。セリ台に立ちながら、自分の力ではどうすることも出来ない無力感を感じていました。農家の皆さんの顔を思い浮かべると、申し訳ない気持ちで一杯です。やがてその気持ちは、怒りへと昇華していきました。
僕は相場暴落の原因について考えました。物流システムなど様々な要因が考えられましたが、僕は根本的な問題の改善こそが必要だと感じました。それは、若い世代のフルーツ消費量の減少という問題です。
日本のフルーツの消費量は、世界的にみてかなり少ない。そのうえ毎年減少している。その原因を突き詰めていくと、若い世代の消費量が極端に少なくなっているのです。理由は簡単です。食べる環境が整備されていないからです。
それまでのフルーツの消費は、家族という組織が牽引していました。お母さんやお婆さんが、家族の為にフルーツを切る。それこそが、フルーツの消費を支えていました。しかし、核家族化や共働き、一人暮らしや深夜に渡る残業といった現在の社会性はフルーツに限らず「食」というスタイルを変化させました。
また、フルーツの販売方法にも問題があります。スーパーのレジというのは大変効率的な販売システムですが、効率的過ぎるゆえにフルーツの情報を提示することが難しくなりました。価格的安さのみが先行してしまい、そのフルーツの情報があまり表現出来ないのです。つまり、どのフルーツを買えば美味しいのかがお客様には判断がしづらい。これも、消費減少の要因のひとつです。
セリ人を辞めることを決意した僕は、お客様に直接フルーツを食べて頂くことが仕事にならないのかを考えました。それがYUKKOなのです。まだ、他にも色々と考えているのですが、まずはYUKKOを育てることが僕の当面の仕事です。お客様には関係のない僕の心内の話ですが、僕自身が原点に帰るために書かせていただきました。
これからも宜しくお願いいたします。
2007年12月24日
ALICE
仕事からの帰り道、たまたま立ち寄った本屋さんでDVDを300円で買いました。ディズニーの「不思議の国のアリス」です。300円・・・、あまりの安さに衝動買いをしてしまいました。
原作とは趣を異とするディズニー版「アリス」は、華やかなミュージカルタッチが印象的です。所狭しとキャラクターたちが歌い踊り飽きさせない。テンポの良い展開は大人が観ても面白いのですが、長男の大地のツボにもはまったようです。もう釘付け。

今回はDVDでしたが、子供たちには絵本などを通して物語に接して欲しい。擬似的な体験を通して世界を視野を広げて欲しい。想像力の豊かな子供に成長して欲しい。という、パパの願いでした。
原作とは趣を異とするディズニー版「アリス」は、華やかなミュージカルタッチが印象的です。所狭しとキャラクターたちが歌い踊り飽きさせない。テンポの良い展開は大人が観ても面白いのですが、長男の大地のツボにもはまったようです。もう釘付け。

今回はDVDでしたが、子供たちには絵本などを通して物語に接して欲しい。擬似的な体験を通して世界を視野を広げて欲しい。想像力の豊かな子供に成長して欲しい。という、パパの願いでした。